介護の営業職って一体どんな仕事なの?7年の経験がある僕が紹介します

お知らせ

介護のお仕事ラボがおススメする、ケアジョブ では高収入求人をはじめとする介護の転職情報がもらえます!

「非公開求人」に強く手厚いサポートが特徴です!実際の満足度も高いのでまだ知らない方はぜひチェックしてみてください。

\こちらからどうぞ/

わたしが実際にケアジョブ に登録した際は、年収450万円を超える求人や大手企業が運営する施設などを紹介してもらえました。

こんにちは、佐久間(@kaigo_webwriter)と申します!

さて、介護の仕事の中には現場以外にもたくさんの職種があります。

その中のひとつに「営業」というものがあり、僕自身も7年程その仕事をしてきました。

介護の営業職が気になっているという方はもちろん、

  • 「同じ介護でも現場以外の仕事がしてみたい」
  • 「今までの介護の経験を活かしつつ別の職種も経験してみたい」

といった方へ向けて今回は介護の営業職とは一体どんなものなのかという事を紹介していきます。

介護の営業職は大きく3種類に分けられる

介護の営業職は3種類に分けられる

介護業界の中には様々な施設やサービスがあり、それのどこに営業として属すかで営業先やお客様などが変わってきます。

そしてこれを大きく分けると、

  1. 「在宅サービスの利用者を獲得する営業職」
  2. 「入居施設の入居者を獲得する営業職」
  3. 「介護施設紹介センターの社員」

以上の3つとなります。順に紹介していきます。

在宅サービスの利用者を獲得する営業職

そもそも在宅サービスとは「デイサービス」や「訪問介護」などの高齢者が自宅で過ごしていく為のサービスです。

そして在宅サービスの営業先としては、居宅介護支援事業所のケアマネージャー(以下、ケアマネ)となります。

地域包括支援センターや病院なども営業先の一つですが、あくまでも主要の営業先はケアマネです。

したがって在宅サービスの営業職として働く場合は、ケアマネに対して営業をしていくのがメインの業務となるでしょう。

しかし、求人を見ていると「在宅サービスの営業職」としての募集というのはあまりない印象があります。

例えばデイサービスであれば、管理者や生活相談員などが営業を担当するというパターンが多く、実際に僕自身も管理者として営業に出ていました。

もしデイサービスでの営業経験を積みたいという事であれば、管理者や生活相談員での応募をして、入社後に営業の提案をしていくという形が良いかと思います。

入居施設の入居者を獲得する営業職

入居施設というのは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などが挙げられます。

そして、この手の求人は比較的多い印象があります。

入居施設の営業先としては主要が病院のソーシャルワーカー(退院の調整役)、またはケアマネとなります。

退院後に自宅での生活が困難という方や、そろそろ在宅では限界という方に対して安心に過ごせる住まいを提供するというなイメージです。

ちなみに僕自身、この仕事の経験もあるのですが、比率で言うと病院からの紹介が大半を占めていたので、営業先としてはケアマネよりも病院のソーシャルワーカーがメインとなっていました。

したがって病院への営業回りが主軸の業務となるでしょう。

介護施設の紹介センターの社員

紹介センターは、介護施設を探している方の為のサービスで、人通りの多い駅前ビルなどにも店舗を構えていたりします。

僕自身は紹介センターで働いた事はありませんが、紹介センターで働いている知り合いの話では「お客様対応チーム」と「営業チーム」の2つに分かれているようです。

お客様対応チームはその名の通り、店舗に来られた方や電話での問い合わせを頂いた方へ最適な介護施設を紹介(時には見学同行なども)していく業務。

営業チームは先ほど紹介した病院のソーシャルワーカーなどへお客様獲得の為の営業、または入居者を募集している介護施設へ紹介センター利用の為の営業をしているとの事です。

紹介センターの社員の場合は、上記のどちらに配属されるかによって業務は大きく変わってきますね。より営業色が強いのは後者でしょうか。

ちなみに紹介センターの求人も探してみると比較的多く見つかりました。

介護の営業職にはどんな知識・能力が必要?

介護の営業職に必要な知識とは

介護の営業職の求人を見ていると「未経験者歓迎」の会社が多い印象でした。

しかし、入社後にどんな事を覚えないといけないのかという部分が気になるという方も多いと思います。

先ほど3つの種類に分けて紹介しましたが、まずどの種類でも必要になる能力としてコミュニケーション力が挙げられます。

お客様や営業先の方との会話は避けて通れないので、ある程度のビジネストーク術は必要になってきます。

とは言っても、これは仕事を始めてみないと実際どんな会話になるのか分からないですし、仕事をしている内に慣れてくるものでもあると思いますので、事前に勉強しておくみたいな事は難しいかもしれませんね。

事前に勉強しておくという視点であれば、

  • 医療行為について
  • 介護保険に関する事(介護サービスの仕組みの理解)

この2つがおすすめです。

例えば、有料老人ホームの営業の場合「胃ろうの方でも入居出来ますか?」など、その施設がどこまでの医療行為に対応しているかという質問はかなり多かったです。

このあたりは書籍・インターネットなどで勉強する事が出来ますので、もし時間があれば少なくともこの2点についての情報収集はしておいて損はないかと思います。

介護の営業職の給料はどれくらい?

介護の営業職の給料は?

求人ベースで調べてみると「27万以上+賞与年1回」のみの会社や「35万以上+インセンティブ+各種手当+賞与年2回」の会社もあるといった感じで幅がありました。

インセンティブの有無や賞与の金額でだいぶ変わってくるかとも思いますが、後者の条件であれば介護・福祉業界の中では高い水準と言えるのではないでしょうか?

ちなみに僕自身は月給で言うと総支給額で30万くらいでした。

あと気になる部分で「営業ノルマの有無」もあると思いますが、僕が働いていた会社では特にありませんでしたが、知り合いの会社ではノルマはあると言っていました。

給料や働き方は会社によって結構な差があるようですね。

介護の営業職は下記の記事で紹介しているような介護専門の転職エージェントでも取り扱っていたりするので、いくつか登録して探してみると良いでしょう。

複数の求人が見つかるようであれば、比較して出来るだけ良い条件の会社を選んで欲しいです。

僕は30万くらいでしたが「探せばもっと良い条件があったかもな」なんて思っていたりしますので。


という事で今回は介護の営業職について解説していきました。

もし、記事を見て分からない部分や、こんな事も知りたいといった事などがあれば下にあるコメント欄からどうぞ。

最後までお読みいただきありがとうございました。