【実話】多くの転職回数を重ねた介護士の「行き着く先」とは?

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どうも、佐久間(@kaigo_webwriter)です。

転職回数が多いとすぐに辞める人だと思われ面接に受かりにくい」という認識を持たれている方は多いと思います。

もちろん、より良い条件の職場を求めて転職する事はごく普通の事だと思います。

しかし、転職回数が増えてくると「この先大丈夫かな?」と少し心配になってきますよね。

という事で今回は、僕の友人の中で特に転職回数が多い介護業界に勤める【Nさん】に協力を依頼して、転職回数に関する事を根掘り葉掘り聞いていたのでこの記事にまとめていきたいと思います。

もし介護業界での転職回数についての悩みがある方がいれば参考になる考え方が出てくるかも知れないので、ぜひ最後までお読み頂ければと思います。

転職回数はなんと10回!

Nさんの転職回数は10回との事ですが、その全てが介護業界での転職という事でした。

  • 有料老人ホーム
  • デイサービス
  • 老健
  • グループホーム

を渡り歩いてきたとの事です。(ちなみに何故か特養だけは頑なに避けていたようです笑)

ただ、僕自身も介護業界に勤めていている中で実感する事としては「介護業界は転職がしやすいのかな?」と思う事があります。

求人を見ていても分かるのですが、どこもかしこも求人募集をかけていたりするんですよね。

ですので、面接に行っても案外すぐに受かるみたいな背景は少なからずあると思いますし、

いま働いている職場よりも給料が高い求人があったりすると飛びつきたくなる気持ちも分かります。

しかし、一般的に考えるとNさんの転職回数10回というのはかなり多い方だと思います。

次に、そんなNさんは現在どうなっているのかという部分の話を聞いていきます。

転職を重ねたNさんが行き着いた先とは?

実は現在Nさんは介護施設の経営をしています。

様々な職場を経験して感じた事として、自分のやりたい介護を実現する為にはやはり自分の施設を持つべきだと思ったそうです。

ちなみに少し脱線してしまいますが、施設立ち上げの際の融資を申し込む際は「どれだけその業界に勤めていたか」が重要だったそうです。

転職回数の多いNさんですが、そのどれもが介護業界だった為、一定の評価が得られたと語っていました。

僕が言うのも生意気ですが「立派になったなぁ」なんて感心してました笑

さて、次にNさんに話を聞きながら転職回数が多い事のメリットとデメリットを整理していきたいと思います。

転職回数が多い事のメリット・デメリット

転職回数が多いのは100%不利になるの?中には良い事もあるのではないか?」という事で、

メリット・デメリットを見ていきたいと思います。

まずメリットとしては「経験豊富」という事が挙げられます。

先ほども言いましたがNさんは様々な施設形態を経験し、現在は介護施設の経営をしています。

このように、もし将来的に自分で介護施設を運営したいなどであれば、Nさんのように転職回数が多くても同じ業界であればダメージは0だと思います。

かえってより多くの介護サービスに触れておく事によって知見が広まるという面でのメリットが大きいです。

しかし、そうは言ってもNさんのように介護施設を立ち上げたりするという方はあまり多くないとも思います。

言ってしまえばNさんも最初からではなく、結果的にそうなっただけだとも語っていましたので。

一般的に転職回数が多いというと「すぐに辞める人だと思われ面接に受かりにくい」という認識があるかと思います。

やはりその部分がデメリットになってきます。

そこで今回は、もはや転職マスター(笑)のNさんに転職回数が多くなってきた時(9回目や10回目の転職時)に意識していたポイントについて聞いてみました!

転職回数が多くなってきた時に意識したいポイント

Nさんは3つのポイントがあるのだと言います。

順に見ていきましょう。

転職理由は物理的な理由がベスト

Nさんによると転職回数が多いとたしかに”何かあったらすぐに辞める人”だと思われがちだと言います。

そして必ずと言っていいほど、過去の転職理由について聞かれるとの事。

そこで重要なのは、あくまでも物理的な理由で仕事を続けるのが不可能になったという事を伝えるのがおすすめで、

例えば、入社してから急に施設の都合で異動を要請され、通いきれなかった。という理由はよく使っていたそうです。

反対に注意したいポイントとしては、よくネットとかでおすすめの退職理由調べると”前向きな理由”が良いとされているが、転職回数が多い場合は気をつけるべきだとの事です。

例を挙げると、

  • スキルアップの為
  • 違う形態の介護サービスにもチャレンジしてみたい

のようなもの。これらは一般的には積極的で良いとされていても、

転職回数が多い場合は衝動的だと捉えられマイナスにはたらく危険があるのでNさんはこれを使うのは避けていたのだと語っていました。

ちなみに、実際には異動は無かったそうです笑

つまり時には嘘も方便という事ですね。

介護専門の転職サイトを必ず活用する事

また、介護業界で転職する際は介護業界専門の転職サイトを使うべきだといいます。

介護業界専門の転職サイトは、同時に転職サポートを実施している会社が多いからという理由からです。

Nさんは最低でもそのどれか一つでも活用するべきだと言います。

これを活用する具体的なメリットとしては、

一般的に求人に応募する際ははまず自分で作った履歴書を送ると思いますが、転職サポートを使えば、場合によってはこれが面接のタイミングかそれ以降になるとの事です。

多くの場合、転職サポーターがプロ目線で独自の書類を作成して言い方はあれですが求職者を施設へ売り込んでくれます。

そうすれば履歴書を送った時に「転職回数が多いからNGだな」と書類の段階で弾かれる事がなくなるのは大きいですよね。

あとは面接でパフォーマンスを発揮すればOKという事です。

さらに言えばそもそもが転職サイトなので、事前に条件を出しておけば同時に仕事も探してくれる一石二鳥のサービスを使わない手はないとの事です。

中でも口コミの良い転職サイトは当サイトでもまとめているのでぜひ確認してみて下さい↓

>>介護求人に特化したおすすめの転職サイトまとめ

連続で面接に落ちても自分の価値を否定しない!

そして、もし連続で面接に落ちてしまったとしても、

  • 「自分は無価値だ」
  • 「低レベルな人間なんだ」

などと自分の事を責めるのは絶対にしてはいけない事だと強く語っていました。

かえって「私(俺)の価値を見出せなかったお前はセンスがない」くらいのスタンスの方が褒められるとの事で、ここが最も重要との事です。

ちなみに実はNさんと僕は古くからの友人なんですが「あのNが本当にいい事言うようになったなあ」とまたまた感心していました笑

最後に

今回の話から僕は単純に「転職回数が多い=不利」という訳ではないのかなと思いました。

ただ、転職回数を重ねるにしても同じ業界での転職の方が業界歴が積めるので将来に繋がりそうです。

また、転職回数が多くなってしまった場合は、先ほど紹介した転職活動のポイント3つを押さえて取り組む事が重要です。

という事で以上になりますが、今回協力してくれたNさんには感謝しています(少ない謝礼とご飯おごりました笑)。

最後までご覧いただきありがとうございました。